ストレッチャーにも対応、神奈川県横浜市にある民間救急　介護タクシー 介っ人（すけっと）

介護タクシーとは

高齢者や、障がいをお持ちの方など、自由に体を動かすことが困難であったり、歩行に介助を必要としたりする方の外出をサポートすることに特化しているタクシーを「介護タクシー」と呼びます。

この呼び名はあくまで通称であり、法律上規定された名称ではありません。訪問介護サービスの中に「通院等のための乗車または降車の介助」という項目があり、このサービスを実質的に行っているタクシーが「介護タクシー」と呼ばれています。

通常のタクシーとの違い

車いすごと乗車できる
車いすをご利用の方には、車いすのまま、タクシーにご乗車いただけます。車いすとタクシーの座席間の移動が不要なので、通常のタクシーを利用するよりも利用者様の負担が軽減されます。

ドライバーが介護の資格を有している
介護タクシーのドライバーは、単に車を運転するだけではありません。利用者様のタクシーへの乗り降りをはじめ、必要な介助を行うために、介護福祉関連の資格を有しています。

介護タクシーをご利用いただける方

介護タクシーをご利用いただけるのは、様々な理由により、ご自分では公共交通機関などでの移動が困難な方です。ただし、介護タクシーの利用に介護保険を適用させるとなると、決められた条件に従った利用をすることが必要となります。

介護保険と介護タクシーについては、この後記載します。

介護タクシーの料金

介護タクシーをご利用いただく際の料金は、以下の2つの料金を合わせた額となることが一般的です。

認可運賃（タクシーメーター運賃）
地域ごとに国土交通省が設定した運賃幅の範囲で、介護タクシーを提供する事業者が決める料金です。通常のタクシーを利用した際に支払う料金のイメージです。

その他サービス料金
利用者様に対する介助料金や、必要に応じて車いすのレンタル料など、サービスを提供する事業者ごとに様々な料金が設定されています。料金は事業者によりだいぶ幅がありますので、利用前にご確認ください。
 

介護タクシーに介護保険を適用するための主な条件

• 介護保険に加入している（介護保険料を納付している）
• 45歳以上65歳未満の特定疾病患者である
• 65歳以上であり要介護1以上の介護認定を受けている
• 自宅で暮らしている
• 担当ケアマネージャーがついている
• ケアプランに介護タクシーを利用する必要性の明記がある

介護保険が適用となる介護タクシーの利用目的

• 通院（受診、リハビリなど）、通所
• 行政での手続き(申請・届け出など)
• 金融機関での手続き、預金の引き下ろし
• 選挙の投票
• 本人が行くことが必要な買い物（補装具・補聴器・メガネなど）

これらの条件をクリアすることに加えて、事前にケアマネージャーによるケアプランの作成も必要となります。